テスターですが何か?

ホビープログラマ略してHPです

テスト工程をクラウドへアウトソースする(1)

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「テスト工程をクラウドへアウトソース」そんなサービスがある。

国内ではSIM.ONE、海外ではuTestというサービスがあり、サイトに会員登録したソフトウェアテスターが登録されたソフトウェアのテストを行うのである。会員登録していないので詳細はわからないが、サイトを見る限り実施しているサービスは以下。

依頼主(開発元)はテスト対象のソフトウェアをサービス提供側へ登録する。(同時に実施してほしいテストや、予算も登録すると思う)

サービス提供側は会員登録している要因を割り当て、テストを実施する。(※実際に要因割り当てを行っているのか、テストするソフトウェアはテスターに自由に選択させているかはわからない)

通常のアウトソース(派遣/請負契約)と異なる点は以下

 ・テスターは一般公募(Webサイトから登録)した要因で、サービス提供者の社員、または協力会社ではない
 ・テスト費用は不具合件数によって課金、または、予算を設定し予算に応じた不具合数しか登録しない

開発者とテスターのマッチングを行うサービスなのか、とも思ったが(uTestはテスターを割り当ててているっぽい)、テスターはテスト対象のソフトウェアを選択する権利がありそうなので、必ずしもマッチングされるわけではなさそう。

開発者(サービス依頼側)のメリットを考えてみる

  • スキルの高い人にテストしてもらえる可能性が高い

  このようなサービスに会員登録するということは、スキル・モチベーションが高い人が多いはず。このような人たちに全力でテストをされることで、徹底的に品質を上げられる可能性が高くなる。

  • 成果制なので品質とコストの相関性が高い

  上記サービスでは費用はテスト消化工数よりも、発見不具合数に大きく依存する。通常の開発では品質の高いソフトウェアを開発してもテスト消化にかかる費用は大きく変わらない。(もちろん不具合が多ければ費用はかかるが)しかし、プロのテスターたちがテストをしてもほとんど不具合がみつからないソフトウェアの場合、テスト費用を劇的に削減できる可能性がある。

  • 不具合管理の基盤が利用できる

  テスター – 開発者間で情報を共有する仕組みはサービス提供者が用意してくれる。Excelのような近代以前の不具合管理を行う必要はない。

  • 要員管理が不要

  まぁ、説明は不要でしょう。以外にここは大きいのかも。

次にテスターのメリットを考えてみる 。

  • 興味のあるアプリのテストができる
  • 副業ができる

テストという、後ろ向き、非生産的な作業をモチベーション高く実施できるサービスとして興味深い。世の中に提供されるソフトウェアの質(サービスの「質」ではなく、作成されたソフトウェアの「品質」という意味)をより高くできる可能性を秘めている。

1テスターとしてこのサービスに登録してみようと思う。

非常に効果を発揮できると思われるのは、一般、さまざまなITリテラシーのレベルの人が使うWebサービス、ケータイアプリ、オンラインゲームだろうか。β運用、βテストよりも不具合検出に特化して実施できるので、効果が得られやすいと思う。果たしてテストケースは誰が考えるんだろうか。仕様は公開しないと思うので、依頼側で考える必要があるとは思うが。ソフトウェアの種類によってはテスターまかせでもいいのかもしれない。

Written by david9142

2010年3月17日 @ 2:18 PM

カテゴリー: その他

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