このエントリーはMSDNのチュートリアル「Exploring Windows Azure Storage」の「Exercise4: Working with Drives」の日本語訳になります。このコンテンツ、日本語訳全体については、こちらのエントリーを参照してください。
Exercise 4: Working with Drives
Windows Azure Drive とはページBlobに格納されているNTFSフォーマットの仮想ハードディスク(VHD)です。Windowsファイルシステムを介してアプリケーションに永続化ストレージを提供するために、Widows AzureのインスタンスにVHDをマウントすることができます。AzureDriveの内容はロールのリサイクルが行われても削除されることはありません。
この演習では、ローカルディスク上の情報にアクセスするアプリケーションをWindows Azure上のサービスとして動作させるために、通常のWindowsファイルシステムAPIを使用するアプリケーションを利用します。Windows Azure Drive を利用することで、同じアプリケーションを Azure 上で実行させ、Azure Storage上に保管されている情報にアクセスするためにコードの変更が必要ないことが分かるでしょう。
演習の最初のパートでは、アプリケーションの操作方法を知るためにASP.NET 開発サーバー上で動作させ、次に、クラウドサービスプロジェクトを作成してWebロールと関連付け、シュミレートされた Azure Drive を使用してエミュレーター上でアプリケーションを動作させます。最後に、ローカル環境に VHD を作成し、blobストレージにアップロードし、アプリケーションをWindows Azure 上にデプロイして Azure のインスタンスのドライブにマウントさせます。
次は「Task1 – Exploring the PhotoAlbum Application」です。