Selenium Web Driverでスマホ用Webアプリのテスト(1)

この頃、ブラウザを自動操作したい需要が自分の中で高まりつつあります。ただ、スマートフォン向けのコンテンツなのでIEのようにUser-Agentを変更できないブラウザではためなんですよね。普段はChromeの[F12] – 右下の設定アイコンからブラウザのUser-Agent文字列を変更してテストをしています。

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ブラウザを自動操作するといえば、自分の中ではWatin(http://watin.org/) なのですが、2年弱(最新Ver2.1のリリースが2011年4月)開発が止まっていたり、Chromeは正式に対応していなかったりと、ちょっと利用するにはためらう状況です。しかも、「Watin」で検索すると自分のブログが上位にヒットするという、悲しいほど日本語の情報がありません。

じゃ、どうするかということでいろいろと探した結果、Selenium Web Driverを使用することにしました。Selenium自体は、以前からWebアプリケーションの自動テストツールとして有名でしたが、Version2からは複数のプログラム言語、複数のブラウザに対応しています。

詳しくは、以下の@ITの記事が参考になると思います。

iPhone/Android含むブラウザ自動テストの最終兵器Selenium WebDriverとは (1/2)

基本情報をまとめると、以下の通りです。

  • プログラム言語:Java, C#, Ruby, Python
  • ブラウザ: IE, FireFox (ドライバのダウンロードが必要Chrome, Opera) (SDKのインストールが必要: Android, iOS)

次回は、Chrome Driverを使用してUser-AgentをiPhone/Androidに設定してスマートフォン向けコンテンツを自動操作する方法を紹介しようと思います。

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